先日、八女市、きのこ村復旧整備事業基本・実施設計業務委託公募型プロポーザルに参加しました。
5年前の九州北部豪雨災害で被害を受けたきのこ村キャンプ場を
笠原地区の復旧・復興のシンボルとして再整備し、
地域経済の活性化や地域文化の継承を図ることのできる施設に対する企画設計提案です。
そこで私たちは、一日も早い復興を願い地域の植生を踏まえ、
一年に春と秋2度開花する十月桜をメインに、1年中どこかで花や実のなる植栽計画を中心にしました。
人の五感に働きかけながらスローライフの生活体験や、フォレストアドベンチャーなどで遊びながら、
‘木育’‘森育’を身につけられる仕掛けに加え、毎月のイベントや八女茶発祥の地である笠原茶を
「五感茶」として売り出すといった、具体的な企画案も盛り込みました。
一時審査は10社をこえる応募の中、2位で通過し上位5社のヒアリングに臨みましたが、
残念ながら最終審査結果も次点に終わりました。
当選案の公表を待って、比較検討し次のプロポーザルに生かしていきたいと思っています。